兵庫県神戸市中央区のHAT神戸にある『阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター』は、財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構が運営を行う防災・減災の世界的拠点となることを目的に創設された機関です。災害文化の形成、地域防災力の向上、防災政策の開発支援など、「減災社会の実現」と「いのちの大切さ」「共に生きることの素晴らしさ」を世界に発信しています。
震災直後のまち並みをリアルに再現しているジオラマ模型や、地震破壊のすさまじさを迫力ある大型映像と音響で体感できるシアターなどがある「震災追体験フロア」、ビデオで震災体験を紹介したり、語り部が自らの体験を語る「震災を語り継ぐコーナー」や世界で今起こっている自然災害を学習できる「災害情報ステーション」などがある。阪神・淡路大震災や防災に関する資料の収集・保存・公開を行い、資料閲覧・防災の学習、資料に関する相談の利用ができる「資料室」は無料ゾーンになっている。